四天王寺の正月三が日の人出はどのくらい❓
四天王寺の正月三が日の人出は、例年、約10万人となっています。
これは大阪府内で6~7位の数で、1位の住吉大社(約250万人)、2位の大阪天満宮(約55万人)に比べると賑やかさでは劣るものの、人気・おすすめの初詣スポットです。
以下では、四天王寺の初詣について、参拝時間や混雑状況、交通情報、そして気になる除夜の鐘などについて、ご紹介します。
四天王寺の正月初詣と通常の参拝時間(開門・閉門時間)など
四天王寺の正月初詣の参拝時間(開門・閉門時間)
四天王寺の参拝時間は年末年始も通常と変わりません。
四天王寺の通常の参拝時間(開門・閉門時間)
四天王寺の境内には24時間自由に出入りできますが、お堂・中心伽藍・庭園・六時堂への入場・拝観は下記の時間内となります。
お堂・中心伽藍・庭園 / お守り・御朱印授与所 / 祈祷受付
月 | 拝観可能時間 | 備考 |
4月~9月 | 8:30~16:30 | 毎月21日・22日は8:00~17:00 春季彼岸会・秋季彼岸会は8時~17時 |
10月~3月 | 8:30~16:00 | 毎月21日・22日は8:00~16:30 春季彼岸会・秋季彼岸会:8時~16時30分(10月21日のみ8:00~17:00) |
※四天王寺では毎月21 日の大師会と22 日の太子会、3 月の春季彼岸会と9 月の秋季彼岸会を「会中」と呼び習わす。
1月1日~3日の間は、多くの初詣客が訪れるため、御朱印の授与時間を17時までに延長していますが、大変混み合うため、ご希望の方は、できるだけ早い時間に行くのがおすすめです。
六時礼讃堂(六時堂)
- 8時30分~16時
※毎月21日・22日、春季彼岸会・秋季彼岸会:8時~18時
六時礼讃堂(六時堂)の開所時間は、2023年4月1日より午後4時まで(4月~9月は午後4時30分まで)に変更💘
通常、お守りは、金堂、太子堂など各お堂の授与品所で授与されていますが、大晦日の夜は亀の池前の「西楽舎」の授与所に集約されています。
12月31日(大晦日)は、例年、通常通り16時閉店の後、22時頃から再び開店し、翌朝7時頃まで営業しています。
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四天王寺の拝観料
- 中心伽藍:大人300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
- 庭園:大人300円、高校・大学生200円、小・中学生200円
- 宝物館:大人500円、高校・大学生300円、中学生以下無料
四天王寺の正月初詣のアクセス(電車・バス)
最寄り駅から四天王寺へのアクセス
- JR・環状線「天王寺駅」から徒歩約12分
- 地下鉄・御堂筋線/谷町線「天王寺駅」から徒歩約12分
- 地下鉄・谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約5分
- 近鉄・南大阪線「阿部野橋駅」から徒歩約14分
近鉄上本町駅やあべのハルカスからは、「あべの・上本町シャトルバス」が利用できます。
「あべの・上本町シャトルバス」
- 運賃:全区間均一100円 ※大人・小児同一料金
- 降車バス停:四天王寺参道口
- 所要時間:
「あべのハルカス(天王寺都ホテル)行き」で上本町駅から約5分
「近鉄上本町行き」であべのハルカスから約5分
※時刻表はコチラでご覧になれます。
関連記事:大阪(梅田)・新大阪・住吉大社から四天王寺へのアクセス(行き方)「電車(地下鉄・路面電車)・バス・車(タクシー)」
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四天王寺周辺の正月初詣の電車運行情報
四天王寺の各最寄り駅を通る電車の路線の年末年始の運行状況については下記ページを要チェック💘
四天王寺の正月初詣の交通規制・駐車場情報
四天王寺周辺では、例年、年末年始の交通規制は行われていません。
四天王寺の駐車場
四天王寺には専用駐車場はありません。
最寄りのコインパーキングは、南大門前にある「四天王寺南大門駐車場」です。
ただし、大晦日から元旦にかけてや、三が日の日中など、四天王寺の混雑が予想される時には満車になりますから、天王寺駅周辺など、やや離れた場所に駐車して、バスや徒歩で四天王寺へ向かうことをおすすめします。
四天王寺南大門駐車場の営業時間・料金・収容台数など
営業時間
- 24時間
料金
- 8時~22時:30分200円
- 22時~8時:60分100円
収容台数
- 34台 ※月極利用あり
INFO
- 住所:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
- 電話番号:06-6771-0066
四天王寺の正月初詣と言えば「除夜の鐘」!
四天王寺は、大阪府内でも数少ない、一般参拝者が除夜の鐘をつける場所です。
鐘堂はなんと3か所あり、好きな場所に並んで、1人1回、鐘をつくことができます。
なお、北鐘堂と太鼓楼では、108打の除夜の鐘に引き続き、1月1日の早朝4時頃までは、鐘をつくことができます。
四天王寺の年末年始(正月初詣)で混雑する時間帯は?
四天王寺の年末年始で一番混雑するのは、12月31日(大晦日)の深夜から1月1日(元日)未明にかけてです。
これはもちろん、四天王寺で年越しを祝うために集まる初詣客が多いためです。
次に混むのは、1月1日の9時頃から15時頃までとなります。
続いて2日、3日も昼前後は普段よりは混雑していますが、参拝のために何時間も待つようなことは、通常、ありません。
四天王寺の正月初詣でおすすめの参拝時間・混雑回避策
正月三が日で約10万人が初詣に訪れる四天王寺ですが、境内も参道も人でごったがえす超・人気初詣スポットに比べると、さほど混雑は気になりません。
その理由の1つは人数の問題ですが、もう1つは、境内の広さにあります。
四天王寺の境内は大変広いので、参道を通る時に「少し混んでるな」と感じても、先に進んでしまえば人が分散するので、前に進むのにも苦労するような人ごみにはならないのです。
待ち時間が発生する可能性があるのは、12月31日(大晦日)に除夜の鐘をつける上記の3か所と、御朱印やお守りの授与所です。
四天王寺の初詣に行くオススメ時間帯(1)「年越し」
四天王寺なら、敢えて一番混雑している12月31日深夜から元旦にかけてのカウントダウンの時に訪れても、除夜の鐘のために並ぶのでなければ、何十分も待つようなことにはなりません。
神社や寺で年越しをしたい!でも何時間も並ぶのは無理!とお考えのあなたには、おすすめの場所なのです。
なお、大晦日の23時30分から、先着1000名に、甘酒が無料で振舞われ、毎年好評となっており、年明け頃には無くなることが多いようです。
場所は北鐘堂と太鼓楼の間です。
四天王寺の初詣に行くオススメ時間帯(2)「三が日の日中」
年が明けの華やいだ雰囲気を感じながら初詣がしたいというあなたには、三が日の日中、四天王寺の中心伽藍や庭園の拝観時間内もおすすめです。
普段よりは混雑しますが、その人出も含めて正月のムードを楽しみたいという方には、むしろぴったりかもしれません。
1月2日、3日頃の日中は、例えば六時堂に参拝する場合、20~30分程度、並ぶ必要がある場合もあります。
四天王寺の初詣に行くオススメ時間帯(3)「混雑回避なら朝と夜!」
既にご紹介した通り、四天王寺は24時間拝観可能です。
中心伽藍など一部入れない場所はありますが、それでもいいから混雑回避優先!という方は、早朝や夕方以降に行くと良いでしょう。
中心伽藍、庭園、六時堂なども拝観する場合は、元旦なら朝8時30分から9時、2日~5日なら10時頃までに拝観・参拝を終えると、比較的スムーズです。
夕方は16時に閉門となりますので、15時すぎからの参拝がおすすめです。
四天王寺の正月初詣の口コミ・評判
四天王寺の正月初詣「屋台」は出店する?
四天王寺は普段より境内に屋台の出店がある。
‥‥というよりどうやら四天王寺の屋台は江戸時代より出店されはじめた伝統ある大阪ミナミの光景だったらしい。
その四天王寺の屋台といえば、毎月21日の「大師会」と22日の「太子会」に合わせた縁日が有名。他には春秋彼岸・お盆も挙げられる。
屋台の出店時間は8時頃から16時頃まで。
屋台の店舗数は500店舗ほど。ただ、毎月22日とお盆は店舗数は少ない傾向がある。
出店屋台の種類:骨董品・衣類・食べ物が多い印象があ〜る。
正月三が日も境内に屋台が出店する!
大晦日から正月三が日を中心に境内には屋台が出店するも、正月の出店数は毎月21日の「大師会」と22日の「太子会」に比べれば控えめな印象がある。
ただ、混雑も控えめなので、食べ歩きに苦労することはあまりなく、のんびりと屋台グルメを満喫できるだろぅ‥‥クぁと💘
四天王寺の正月初詣の行事(イベント)の内容と日程
修正会(しゅしょうえ)・どやどや
- 1月1日~14日
修正会は、正月に全国の寺院で行われる法要です。
修正とは「過ちを改め、正しきを修める」という意味で、元々はその年の天下泰平や五穀豊穣を祈る法要です。
期間中は六時堂にて「新春特別祈祷」が行われ、一般の参拝者も5,000円からの祈祷料で、祈祷を申し込むことができます。
修正会結願「どやどや」
- 日時:1月14日14時30分~16時頃まで
- 場所:六時堂前
修正会の最終日には、「どやどや」と呼ばれる祭事が行われます。
六時堂の外で、裸にふんどし、鉢巻姿の若者がお札を奪い合う行事で、日本三大奇祭の1つに数えられることもあるということです。
一般の参拝者は、亀の池周辺から観覧することができます。
とんど焼き
また、同日、南大門前広場では、「とんど焼き」も行われます。
正月飾りやお札、お守りを持って行けば、一緒にお焚き上げしてもらえます。
【ピヨ🐣コメント】
※人形や本などは対象外。
元三大師合格祈願法要・「鬼大師」開帳
- 日時:1月3日10時~15時 ※祈祷受付は8時30分~
- 場所:元三大師堂
- 祈祷料:1,000円、3,000円、5,000円、10,000円
※智慧の輪・お守りなどの授与品あり
1月3日は、年に一度の「元三大師(がんざんだいし)合格祈願法要」が行われ、秘仏「鬼大師」が開帳されます。
元三大師とは、第18代天台座主(天台宗最高責任者)を務め、延暦寺中興の祖、さらには、おみくじを作った人とも言われる良源(慈恵大師)のことです。
1月3日が命日ということにちなみ、1月の「元」と3日の「三」で「元三大師」と呼ばれているのです。
元三大師の像を祀るお堂に参拝すると、学力向上・学業成就などのご利益があるとされています。
四天王寺の元三大師堂は、特に、合格祈願のお堂として知られており、多くの受験生やその家族が、「智慧の輪」をくぐって参拝します。
受験生やご家族は、初詣と合格祈願を兼ねて、訪れてみてはいかがでしょうか。
宝物館「新春名宝展」
- 期間:1月1日~2月4日 ※2018年の日程
- 場所:宝物館
聖徳太子と関係の深い品を中心に、四天王寺の国宝・重要文化財が見られる機会です。
詳しい内容や日程は、最新情報をご確認ください。
正月初詣に四天王寺へ寺参するご利益(効果)とは?
四天王寺の御本尊は、金堂の救世観世音菩薩(如意輪観音)像で、中心伽藍の拝観時間内であれば、見ることができます。
如意輪観音は現世における願い全般を受け止めてくださる仏さまなので、新年の開運・厄除けを始め、自らが希望することをお願いしてみると良ぅぃ。
また、四天王寺には金堂以外にも多くのお堂がありますので、それぞれの願いに合った場所を参拝すると、よりあなたにぴったりな仏さまとご縁を結び、ご利益を授かれるかもしれません。
なお、神社では拝礼の際に拍手しますが、寺院では合掌でお参りします。
四天王寺の各お堂に祀られている仏とご利益
四天王寺の各お堂に祀られている仏さまやご利益を、一部、ご紹介します。
- 六時堂:薬師如来・四天王像(病気平癒など)
- 亀井堂:馬頭観音・地蔵菩薩像 ※霊水「白石玉出の水」(極楽往生など)
- 元三大師堂:元三大師・弘法大師・文殊菩薩・普賢菩薩像など(合格祈願など)
- 布袋堂(乳のおんばさん):布袋尊像(乳房・母乳に関する願い、子供の健康など)
※大阪七福神札所
四天王寺のINFO
- 住所:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
- ホームページ:http://www.shitennoji.or.jp/
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