【3つの鐘が鳴り響く四天王寺(大阪)の大晦日!】除夜の鐘の時間や場所と混雑具合(整理券配布)を…ギャー、知る?

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四天王寺では一般参拝者が素敵に除夜の鐘をつける!

四天王寺は、大阪府内でも数少ない、一般参拝者が除夜の鐘をつける場所です。

四天王寺の除夜の鐘がつける場所(地図)

四天王寺では鐘が付ける鐘楼(鐘堂)が境内に3か所も素敵にあり、好きな場所に並んで、1人1回、鐘をつくことが、それでも素敵に可能💘

  • 北鐘堂
  • 太鼓楼
  • 南鐘堂

 

なお、北鐘堂は2017年秋から改修工事を行っており、2017年の年末は工事中の鐘楼での鐘つきとなりましたが、工事は2018年春には無事終了してい申す。あひょ




除夜の鐘の整理券「配布場所・時間」

整理券は当日(12月31日)の23時から配布されます。

除夜の鐘をつけるのは、それぞれの場所で先着108人となります。

つまり、四天王寺全体では、324人が鐘をつけることになります。

諸君たちが鳴らしたい鐘の場所に行って、整理券を受け取り、そのまま並んで待ってください。

人気があって混雑するのは‥‥

3か所の中で、一番人気があるのは北鐘堂です。

例年、夕方から並ぶ人もいて、最終的には整理券を求める人の行列が、境内西側の極楽門を出て、石鳥居のあたりまで続く。

除夜の鐘をつける時間

鐘つきは、23時30分頃から始まり、108回つき終わるまで続きます。

除夜の鐘に間に合わなくても大丈夫!

北鐘堂と太鼓楼では、108打の除夜の鐘が終わった後でも、鐘をつくことができる

それぞれ「開運の鐘」「招福の鐘」と名付けられ、1月1日の午前3時頃までは受付しているので、とりあえず除夜の鐘の整理券を求めて並ぶし!

万が一、108人以内に入れなかったからと言って諦めて帰るのは尚早!戻って並び、年に一回の幸運という名の切符を手にせよ!

日頃の行いが善かったり、悔い改める心があるならば、そのまま並んでいれば、きっと神仏のお力でなんとか鐘をつくことはできよぅ。ふぉっ、ふぉっ、

なお、南鐘堂(太子引導鐘堂)は、除夜の鐘終了後に素敵に閉堂となる。

四天王寺で除夜の鐘をつくなら!おすすめの時間と混雑回避策

待ち時間が発生する可能性があるのは、12月31日(大晦日)に除夜の鐘をつける上記の3か所と、お守りの授与所です。

少しでも混雑を避けたいなら、人気の北鐘堂を避け、離れた場所にある南鐘堂に行くのがおすすめです。

また、108打の除夜の鐘にこだわらないのであれば、年が明けてからの1時~2時頃に行けば、列はもう動いていますので、並んだまま1時間も待つようなことにはならないでしょう。

なお、大晦日の23時30分から、先着1000名に、甘酒が無料で振舞われ、毎年好評となっており、年明け頃には無くなることが多いようです。

場所は、北鐘堂と太鼓楼の間(西楽所)です。

西楽所には、お守りの授与所やおみくじも設置されます。

ピヨ🐣注意

2023年〜2024年度は、「甘酒」と「年越しそば」の振る舞いは、素敵になし!‥‥とのこと。残念!

四天王寺の初詣について詳しくは、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。




【補足】四天王寺の3つの鐘堂について

以下では、除夜の鐘をつくことができる3つの鐘堂について、簡単に紹介しょう!

実は、四天王寺の鐘の音は2種類あるということをご存知だったか?

北鐘堂

北鐘堂(きたがねどう)は、正式名称を「黄鐘楼(おうしょうろう)」と言います。

中心伽藍の左(西)後ろ側に、右(東)の太鼓楼と対となるように建立されています。

北鐘堂の鐘の音は極楽浄土まで響くと伝えられ、日々、先祖供養のために多くの人が鐘を鳴らしていきます。

ただし、こちらの鐘は天井裏にあり、綱を引いてつくようになっているため、鐘自体を見ることはできません。

太鼓楼

太鼓楼(たいほうろう)は、もともと、時刻を知らせる太鼓(時太鼓・時の太鼓)を鳴らすお堂でしたが、再建の際に北鐘堂を同じ黄鐘調(おうしきちょう)の鐘が設置されました。

普段は閉まっていますが、毎月21日と大晦日には開堂されます。

御本尊の虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は、虚空(宇宙)のように広大な知恵と慈悲を有する仏さまです。

毎年4月いっぱいは、太鼓楼にて十三まいりの法要が営まれ、前厄・後厄も含め、かぞえ年で13歳前後のお子さんやご家族が、今後の人生で知恵、福徳、健康などを授かれるよう、祈願しに訪れます。




南鐘堂

南鐘堂(みなみがねどう)の正式名称は、「鯨鐘楼(げいしょうろう)」と言います。

聖徳太子の御霊を引導鐘(いんどうがね)と呼ばれる鐘の音によって慰めるための回向所でもあり、「太子引導鐘堂」とも呼ばれています。

外壁は八角形、堂内は円形の、個性的な造りのお堂で、鐘は北側の2つが黄鐘調であるのに対し、南鐘堂のものは盤渉調(ばんしきちょう)となっています。

北鐘堂の黄鐘調の音は「陽春の音」、南鐘堂の盤渉調の音は「秋の幽寂の響き」と称されます。

通常、どなたでも鐘をつくことができます。

黄鐘調・盤渉調とは

黄鐘調・盤渉調とは、雅楽の「六調子」の一種です。調子とは、洋楽で言う「ハ長調」「ト長調」の「調」のようなものです。
黄鐘調は「黄鐘」と呼ばれる音を、盤渉調は「盤渉」と呼ばれる音を基調とする旋律です。鐘の音の場合は旋律とはいきませんが、両方聞いてみると、音色の違いがわかるでしょう。

四天王寺の境内図・境内の見どころ・回り方などは、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。

四天王寺(大阪)の「境内図(地図)・見どころ・拝観所要時間・回り方(参拝方法)など」

四天王寺のINFO

住所:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18

ホームページ:http://www.shitennoji.or.jp/

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