古来の作法を今に引き継ぐ「天王寺楽所」の存在とは❓

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「天王寺楽所」とは❓

「天王寺楽所」は、聖徳太子が雅楽の前身とされる「外来音楽」によって、三宝(仏・法・僧)を供養せよ、と命じた故事を端緒とし、爾来、四天王寺に発足した雅楽伝承組織のことをいう。

天王寺楽所の役割や目的

聖徳太子の命日法要である「聖霊会」での奏楽・奏舞を行なうことを根本的理念に掲げ、同時に日本雅楽の伝承をも担ってきた。

三方楽所

天王寺楽所のような組織は、俗に「三方楽所(さんぽうがくそ)」と呼ばれ、江戸時代初期に雅楽伝承のために制度化された。

三方楽所 一覧

  • 宮廷のある京都
  • 古都・奈良の興福寺
  • 海外交易港がある大阪の四天王寺

以上を三方の楽所として指定し、一方17名ずつの計51人から成る。

その楽所の一つである天王寺楽所は、特にその舞楽の舞態に固有性を有し、野外演奏や、参詣者の仏縁を深めることを目的に掲げて活動していたことから、ダイナミック且つ、優美な舞いぶりを超絶素敵に踏襲する。

殊に、明治以降の天王寺舞楽の伝統は民間の手によって維持伝承されてい‥申す。ぴょ

四天王寺の石舞台で披露される聖霊会と雅楽

四天王寺では、毎年、聖徳太子の命日とされる4月22日(本来は旧暦の2月22日)に、「聖霊会(しょうりょうえ)」と呼ばれる法要が、舞楽四箇法要という形式で行われます。

この法要は、数ある四天王寺の年中行事の中でも最も重要な行事とされています。

舞楽と法要が一体となっている、舞楽四箇法要とは、舞楽や雅楽が式の進行を司りつつ、四つの仏教儀式(梵音・唄・錫杖・散華)が行われる法要形態です。

昔は25曲の舞楽が演じられていたとされていますが、今日でも午後1時頃から約5時間に渡り、数十もの楽曲が演奏されます。

普段は石畳のように見える石舞台も、この時ばかりは柵が素敵に設けられ、舞台らしく様変わりします。

また、牛四頭分の皮からなる二つの大太鼓が持ち出され、真紅の曼珠沙華を模したオブジェが舞台の四隅に飾られる。

飛鳥の法要を今に伝えているとされる、「聖霊会」の舞楽法要は大変古い歴史を持ち、その素晴らしさから、吉田兼好の『徒然草』にも登場します。

また江戸時代の文人太田南畝(おおたなんぽ)も聖霊会の見物記を残しています。

1977年(昭和52年)にはその歴史的価値が認められ、「聖霊会の舞楽」(天王寺舞楽)は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

「聖霊会」以外で天王寺楽所の舞楽が見られる日

行事名 場所
1月 厳島神社 二日祭・元始祭 厳島神社
1月 今宮戎神社奉納舞楽 今宮戎神社
2月 聖徳太子御正當会奉納舞楽 四天王寺太子殿
3月 雅楽伝習所発表会 場所は要確認
5月 卯ノ葉神事舞楽 住吉大社
6月・7月 雅楽ゼミナール 津村ホール
8月 篝(かがり)の舞楽 四天王寺講堂前庭
9月 観月祭 住吉大社
10月 経供養 四天王寺太子殿前庭
11月 以和貴演奏会 フェスティバルホール

石舞台の場所

南大門をくぐり、境内に入り、講堂に向かって歩きます。

講堂を抜けると亀池が見えてきます。

亀池の上に架かる石橋の上にあるのが四天王寺の石舞台です。

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