露天神社の本社に祀られている御祭神は、5柱いらっしゃいます。
- 少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
- 大巳貴大神(おおなむちのおおかみ)
- 天照大神(あまてらすすめおおかみ)
- 豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)
- 菅原道真
どんな神様でどういうご利益があるのか、ご紹介しましょう。
少名彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
- ご利益:医学・病気平癒・商売繁盛・造酒・温泉の神様
少名彦名大神は、身丈が小さい神様でありながら国造りに尽力した神様として知られています。医学・温泉・造酒で、国づくりの基盤を固めました。
少名彦名大神は海からやってきたことから、恵比寿様と同一人物と見られているようです。
東京の神田明神では、少名彦名命(すくなひこなのみこと)を恵比寿様として祀られています。
大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
- ご利益:武運長久・病気平癒・縁結び・商売繁盛・五穀豊穣
別名は大国主で、出雲大社の祭神として祀られております。
少名彦名大神と協力して、日本を作り上げました。
とても勇猛で、何があっても揺るがない強い精神を持っている神様です。
しかし少名彦名大神が自身の元を去った際に、落ち込んだという可愛い側面もあります。
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
- ご利益:国家安泰・開運・勝運・福徳
伊勢神宮で祀られている神様です。
皇室の祖神としても、知られています。女性として描かれていますが、実は男性だったかもしれないという話も出ています。
しかし「日本書紀」にて弟のスサノヲから「姉」と呼ばれたことから、女性説が濃厚です。
豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)
- ご利益:五穀豊穣・商売繁盛・開運厄除け
豊受姫大神も、伊勢神宮で祀られている神様です。
天照大神が内宮で祀られているのに対し、豊受姫大神は外宮で祀られています。
豊受姫大神が伊勢神宮で祀られるようになったのは、天照大神が雄略(ゆうりゃく)天皇の夢枕に立ち、「私一人ではゆっくり食事ができないので、豊受の神を呼んできて」と訴えかけたらしい。
雄略天皇は天照大神の言葉を聞き、豊受姫大神を外宮に祀ったそうです。
菅原道真
- ご利益:合格祈願・文筆上達・芸能・学問上達・農業守護
実在の人物です。
子供の頃から頭が良く、弓の腕前もかなりもので文武両道という言葉がピッタリ当てはまる人物でした。
また政治能力も高く、当時ボロボロになっていた国を立て直します。…ボロボロて(笑) ..なに笑ろとんじゃぃ!
実力のある人物だったため、大出世!天皇からも信頼されていました。
しかし「菅原道真は天皇の座を狙っているらしい」という噂を広められ、京都追放となります。
向った先は九州太宰府。無実が証明されないまま、59歳の生涯を終えました。
菅原道真が没した後、権力者達は次々と倒れます。
倒れた原因が菅原道真の怨念とみた朝廷は、全国各地に天満宮を創建したのでした。
いずれの神様も、汚れを水の力で洗い流してくれます。
清らかな心で露天神社に参拝する前に、御井社・祓戸社の神々に清めてもらいましょう。
スポンサードリンク -Sponsored Link-
当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。