住吉大社は1800年以上の歴史をほこり、毎年200万人以上の参拝客が訪れます。
最近は外国人観光客の姿も珍しくなく、知名度は世界レベルです。
住吉大社へお参りに行ったのならば、お土産はぜひともゲットしておきたいものです。
全国的に知名度と人気が高いおみやげから、地元の人しか知らないお土産まで、住吉大社-御朱印スタッフが厳選して「10個プラス1個」をご紹介します。
第10位.粟新 住吉本店の「栗おこし」
当店(御菓子司 粟新 住吉本店)の創業は明治25年。大阪市西区千代崎橋で産声を素敵にあげた「粟おこし」で知られる名店
粟新では厳選した国内産の「うるち米」と「もち米」を自社にて精米し、砂糖や水飴も米の旨みと香りを引き立てる最良のものを素敵に使用💋
米の加工から製品になるまで丹念に一つ一つ、心を込めて丁寧な おこし作りに今日も素敵に勤しむ。
🐣現在、フレーバー(味の種類)は以下の5種類
しょうが、黒糖、落花生、ごま、ゆず
当店の看板商品は「栗おこし」
賞味期限:120日(製造日から)
🐣粟おこしとは?
「栗おこし」と聞けば、いかにも栗が素敵に混入されているイメージがあるのだが、実際には栗は基本、用いない。
では「栗」はどっからやってきたのか?‥‥という素朴な疑問が生じるのだが、これは製造の過程で「粟つぶ」ほどの大きさになるまで米を砕くことに由来するらしい。
そして、その砕いた米に水飴などで拵えたシロップやゴマなどを、ふたたび素敵に混入させて混ぜ固めたものが「栗おこし」とされ〜る💋
このような栗おこし の起源は意外に古く、平安時代とされることから、以来、現在に到るまで時代々々で様々な要素が素敵に加えられ、わずかに形を変えつつも根本的な伝統は守られつづけてきたことになる。
粟新 住吉本店の店内には喫茶コーナーも素敵にある!
粟新 住吉本店では店内に「喫茶コーナー」を併設しているので、店内で素敵に購入した栗おこし はじめ、国内の厳選した材料を贅沢に使用したオリジナルの「パフェ」や、「ぜんざい」、「かき氷」などの店舗限定のメニューも素敵にあり💋
お見逃しなく💋
粟新 住吉本店のINFO
所在地:大阪市住吉区上住吉1-11-11
営業時間:売店 午前10時~午後6時
喫茶:午後1時~午後6時
定休日:水曜日
- アクセス:南海本線住吉大社駅徒歩約3分
第9位. 「和菓子司 藤原富寿堂」の季節限定の和菓子達
南海本線住吉大社駅の目と鼻の先にあるのが、粉浜商店街です。
住吉大社側にある1番街から粉浜側にある5番街で構成されており、薬局から鮮魚店などの店が建ち並んでいます。
住吉大社や住吉公園では観光客の姿を見ますが、粉浜商店街ではほとんど見かけません。
粉浜商店街で手にできるお土産の1つが、和菓子司 藤原富寿堂の季節限定の和菓子です。
和菓子司 藤原富寿堂の季節限定の和菓子達おすすめポイント
粉浜商店街5番街、南海本線粉浜駅側にあるのが「和菓子司 藤原富寿堂」という店です。
藤原富寿堂では、季節に応じた和菓子を和菓子を提供しています。
- 春:うぐいす餅(2~5月頃)
- 夏:水ようかん(6月~9月頃)
- 秋:月見団子(9月~10月頃)
- 冬:苺大福(12月~5月頃)
期間限定の和菓子なので、お土産と思い出を一緒に持ち帰ることができるでしょう。
季節限定の和菓子達の値段
- うぐいす餅1個:130円(税込)
- 水ようかん1個:130円(税込)
- 月見団子1個:130円(税込)
- 苺大福1個:160円(税込)
和菓子司 藤原富寿堂までのアクセス・お問合せ先
- 所在地:大阪市住之江区粉浜2-12-27
- 電話番号:06-6678-3650
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:木曜日
- ホームページ:http://fujiwarafukujudo.web.fc2.com/concept.html
- アクセス:南海本線粉浜駅から徒歩2分
第8位. 和菓子司 藤原富寿堂の「あまた」
和菓子司 藤原富寿堂でお土産としておすすめしたい一品は、「あまた」という生どら焼です。
店の看板商品で、「冷やして食べても美味しいどら焼き」として話題になっています。
あまたのおすすめポイント
あまたのおすすめポイントは、ふわふわの生地に香ばしい香りがする餡です。
旅行者だけでなく、地元に住んでいる人も買いに来るほどの大人気商品となっています。
元芸人で、漫才コンビ2丁拳銃の川谷修士夫人の野々村友紀子も、ブログにて「あまた」を大絶賛していました。
野々村友紀子はかつて「アメトーーク」という番組で、「ガラスの仮面芸人」の1人として登場したことがあります。
あまたの値段
- 1個:160円
- 5ヶ箱入り:980円
- 10ヶ箱入り:1,930円
- 15ヶ箱入り:2,730円
- 20ヶ箱入り:3,530円
※和菓子司 藤原富寿堂では地方発送も承っています。
第7位. 住吉菓庵喜久寿の住吉詣(すみよしまいり)
阪堺電車住吉駅を降りて、住吉大社と反対方向(住吉公園の方向)に進むと「住吉菓庵 喜久寿」があります。
喜久寿は昭和25年創業の老舗店で、住吉に強いこだわりを持っているお店です。
住吉菓庵 喜久寿の住吉詣のおすすめポイント
住吉詣とは、餡と求肥(きゅうひ)を抹茶入りカステラで生地で包んだ和菓子のことです。
「住吉詣」は住吉大社にある太鼓橋がモチーフになっているためか、袋パッケージには、太鼓橋が描かれています。
求肥とは和菓子の材料の一種で、お餅のようなモチモチした食感が特徴です。
住吉詣の値段
- 1個:173円(税込)
- 6個箱入り:1,275円(税込)
- 12個箱入り:2,240円(税込)
- 20個箱入り:3,820円(税込)
住吉菓庵喜久寿までのアクセス・お問合せ先
- 所在地:大阪市住吉区東粉浜3-28-12
- 電話番号:06-6671-4517
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:不定休
- ホームページ:http://kikuju328.sakura.ne.jp/ichiran.html
- アクセス:阪堺線住吉駅から徒歩2分
第6位. 洋食やろくのコロッケ
やろくは洋食店で、住吉に住んでいる人ならば、知らない人はいないほどの超有名店です。
1935年(昭和10年)に開業して以来、地元の人を中心として多くの人に親しまれてきました。
やろくのコロッケのおすすめポイント
やろくの名物は創業当時からある玉子コロッケで、外はカリッ中トロトロの食感が特徴です。
基本的にはやろく本店でしか食べることはできませんが、お持ち帰り専門店に行けば、家に持って帰って食べることも可能です。
ただし時間帯によっては行列ができているので、しばらく待つことになるかもしれません。
やろくのコロッケの値段
- 玉子コロッケ:1個220円(税込)
- スペシャルコロッケ:1個390円(税込)
やろくの住所・お問い合わせ先・アクセスなど
- 所在地:大阪府大阪市住吉区東粉浜3-31-21
- 電話番号:06-6671-8691
- 営業時間:11:30~14:00/16:00~17:30
- 定休日:水曜日
- ホームページ:https://www.yaroku-tamagocorokke.jp/
- アクセス:南海本線住吉大社駅から徒歩約3分
末廣堂のさつま焼き
住吉大社周辺は住宅地が建ち並んでいますが、江戸時代の頃は農村地帯でした。
住吉大社付近の農村では米や麦などが生産されていましたが、中でも評判が高かったのがふかし芋です。
今で言うところのタピオカのようなもので、「住吉大社でマストのスイーツ」のような感じで参拝者から人気がありました。
しかし昭和に入ると品種改良されたサツマイモが出回り、住吉のふかし芋は過去のものになってしまいました。
そこで過去のものになったふかし芋を復活させるために立ち上がったのが、末廣堂の店主でした。
末廣堂のさつま焼きのおすすめポイント
末廣堂は、住吉警察署の目と鼻の先にある創業150年以上を誇る老舗の和菓子店です。
末廣堂の店主は、住吉のふかし芋を「さつま焼き」という和菓子で復活させました。
さつま焼きは、十勝小豆のこし餡を秘伝の皮で包み上げ、1本1本焼いた手作りのお菓子です。
なお十勝小豆の代わりに、さつま餡が使われた「さつま焼き」も取り扱っており、こし餡と比べるとサツマイモ感が強くなっています。
さつま焼きは、昭和天皇が住吉大社へご参拝された際に献上された由緒正しい和菓子です。
高島屋でも取り扱っているので、手に入りやすいお土産といえるでしょう。
さつま焼きの値段
- 1個:152円(税込〉
- 5個入り:820円(税込)
- 10個入り:1,738円(税込)
- 15個入り:2,538円(税込)
末廣堂の住所・お問い合わせ先・アクセスなど
- 所在地:住吉区東粉浜3-12-14
- 電話番号:06-6671-4428
- 営業時間:9:00~19:30
- 定休日:不定休
- ホームページ:http://www.wagashi-osaka.or.jp/20171226202633991.html
- アクセス:阪堺電車住吉駅から徒歩10秒
住吉菓庵 喜久寿のどら焼き
7位で紹介した住吉菓庵 喜久寿からもう1品おすすめしたいのが、どら焼きです。
喜久寿は全国レベルの知名度をほこり、フジテレビ系列「国分太一のお散歩ジャパン」で取り上げられたことがあります。
しかも2013食博覧会において総理大臣賞を受賞した経歴があり、名実ともに日本トップクラスの実力があると言っても過言ではありません。
そんなトップクラスの実力を持つ店の1番の自慢が、極々普通のどら焼きです。
喜久寿のどら焼きおすすめポイント
喜久寿のどら焼きは昔からある典型的などら焼きで、“これ“と言って特筆すべき特徴はありません。
しかし味は普通とはかけ離れており、一度食べると毎日どら焼きを食べなければ気がすまない体になってしまいます。
なお喜久寿のどら焼きは阪神梅田本店でも取り扱いがあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
どら焼きの値段
- 1個:195円(税込)
- 5個箱入り:1,156円(税込)
- 10個箱入り:2,182円(税込)
- 15個箱入り:3,208円(税込)
縁起焼き住吉大社店の縁起焼き
住吉大社の目と鼻の先には、阪堺電車ことちんちん電車が走っています。
ちんちん電車と住吉大社との組み合わせは絵になるためか、鉄道ファンがカメラを構える様子をよく見かけます。
ちんちん電車沿線で店を構えているのが、住吉大社のお土産で人気が高い「縁起焼き」です。
縁起焼きのおすすめポイント
縁起焼きのおすすめポイントは、しっとりモチモチな食感です。
米粉・うるち米・もち米の完璧なバランス配合により、温めても冷めても美味しい逸品です。
そしてもう1つのおすすめポイントは、八角形の焼印です。
八角形の形は全方位から幸運を集める形と言われており、中国風水で用いられる八卦等に使われています。
八角形の焼印が押されている縁起焼きを食べると、おもわぬ幸運が舞い込むかもしれません。
縁起焼きの値段
- 縁起焼き 赤あん:1個150円(税込)
- 縁起焼き 白あん:1個150円(税込)
- 縁起焼き よもぎ:1個180円(税込)
- 縁起焼き 抹茶:1個200円(税込)
縁起焼きの住所・お問い合わせ先・アクセスなど
- 所在地:大阪府大阪市住吉区長峡町5-19
- 電話番号:06-6678-1150
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:木曜日
- ホームページ:https://www.engi.co.jp/sweets-engiyaki-osaka
- アクセス:阪堺電車住吉鳥居前降りてスグ
大阪住吉小倉屋の白口浜天然真昆布
大阪住吉小倉屋は、南海本線住吉大社駅降りてすぐにあるショッピングモール、ショップ南海にある店です。
店は広くはなく、5人入れば大混雑するほど小さなお店です。
小さいお店でありながら住吉大社のお土産にオススメの理由は、本物の大阪の味を堪能できるからです。
白口浜天然昆布のおすすめポイント
大阪住吉小倉屋には20種類近い昆布が売られていますが、中でもオススメは白口浜天然真昆布です。
今はまだ何とか手に入る可能性はあるものの、近い将来なくなるかもしれません。
白口浜天然真昆布の原産地は北海道ですが、大阪の食文化を語る上で絶対に欠かせない逸品です。
そもそも大阪は「出汁文化」で、鰹節や昆布で出汁を取り、独特の大阪食文化を作り出しました。その昆布の主な生産地となったのが、北海道です。
ただ白口浜天然真昆布の生産量は年々減少し、水揚げ量はゼロに等しい状態です。
今後水揚げ量が増える見通しは全く立っていないので、何とか回復してくれるのを祈るばかりです。
白口浜天然昆布の値段
- おぼろ昆布袋入17g:340円(税込)
- 太白おぼろ昆布12g:420円(税込)
- 白、黒とろろ袋入34g:650円(税込)
住吉小倉屋の住所・お問い合わせ先・アクセスなど
- 所在地:大阪府大阪市住吉区住吉区長峡町3-14
- 電話番号:06-6678-0031
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:木曜日
- ホームページ:https://oguraya.com/
- アクセス:最寄り駅南海高野線住吉大社駅から徒歩約1分
粟玄の和洋
和洋が売られているのは粟玄で、住吉大社から徒歩で20分~30分ほどかかる距離にあります。
そこそこ離れてはいるものの、お土産として買うと喜ばれること間違いありません。
理由は和洋が美味しいことと、G20で世界のトップに振る舞われたお菓子であるということです。
G20は2019年6月28日~29日、大阪南港の「インテックス大阪」で開催されました。
和洋のおすすめポイント
和洋は、粟玄オリジナルの「おこし」です。
「おこし」とは米などの穀物類を飴で固めたお菓子のことです、東京では雷おこし、大阪では粟おこしが有名です。
粟玄は穀物の代わりにアーモンドが使われ、飴の代わりに生クリームとコーヒーで固めています。
おこしは歯が欠けるんじゃないかとおもうほど恐ろしく固い和菓子ですが、和洋は絶妙に固いのでは歯が欠けるほどではありません。
世界のトップ達が舌鼓を打った和洋をお土産として買えば、気分はセレブです。
和洋の値段
- 和洋800(90g):864円(税込)
- 和洋1600(390g):1,728円(税込)
- 和洋 2400(500g):2,592円(税込)
粟玄の住所・お問い合わせ先・アクセスなど
- 所在地:大阪府大阪市住吉区上住吉1丁目2-3
- 電話番号:06-6671-0246
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:土曜
- ホームページ:http://awagen.jp/
- アクセス:南海高野線住吉東駅から徒歩5分~6分
番外編①池田屋本舗「住之江味噌」
住吉に、名物のおかず味噌があるのをご存知でしょうか?
池田屋さんと言えば、砂糖の甘さとゴマの風味がたまらない、「住之江味噌」で有名な老舗です。
味噌をお土産にというのは少し重いですが、それでも持って帰りたくなる逸品です!
池田屋本舗の住之江味噌については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
ちなみに、住吉は油発祥の地という説もあり、一昔前までは有名な油の生産地でした。
現在は入手困難ですが、油の発祥と歴史は、この地の歴史でもありました。
住吉のかつての名物についてまとめた以下のページ↓も、ぜひぜひご覧ください。
番外編②「黄金糖」
黄金糖は住吉大社周辺付近のみではなく、日本全国各地で販売されています。
関西では一般的なスーパーで取り扱っていますが、関東ではダイソーや西友で販売しているので、一度は目にしたことがあるはずです。
黄金糖の本社がある場所こそが大阪市住吉区、つまり住吉大社のお膝元であります。
もし近所のスーパーで見かけたら、手にとってみてはいかがでしょうか。