代理参拝も可能?大阪天満宮「通り抜け参拝」の日程と申込み・参拝方法など!

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大阪天満宮の本殿(本社)の左右には、登竜門と呼ばれる門があります。

普段は閉鎖されていますが、実は、特定の日のみ、開扉されるのです!

参拝者はその日限定で、東西の登竜門をくぐり、本殿を通り抜ける、いわゆる「通り抜け参拝」をすることができます。

コチラのページでは、世にも珍しい大阪天満宮の「通り抜け参拝」の日程や参拝(参加)方法、申込方法、混雑状況などについてご紹介します。

登竜門とは

竜門というのは、中国の黄河の上流にある激流のことです。

ここを上り切ることができた魚(鯉)は龍になるというのが古代中国の「登竜門伝説」で、この伝説から、出世のための関門を登竜門と呼ぶようになりました。

登竜門をくぐった人は、鯉が龍になるように、立身出世できるということです。

大阪天満宮では、本殿の東西に設けた門を登竜門と呼び、試験合格などの難関突破の象徴としています。




大阪天満宮「通り抜け参拝」の日程

大阪天満宮の「通り抜け参拝」ができる日は、1月から3月にかけての特定の日(例年合計8日)に限られています。

通り抜け参拝実施日程(2020年)

  • 1月10日(金)15時~16時 ※えびす祭・本宮
  • 1月11日(土)15時~16時 ※えびす祭・残り福
  • 1月19日(日)15時~16時
  • 1月24日(金)14時~15時 ※初天神梅花祭・宵宮
  • 1月25日(土)14時~15時 ※初天神梅花祭・本宮
  • 2月2日(日)15時~16時
  • 2月15日(土)15時~16時
  • 3月7日(土)15時~16時

なお、えびす祭と初天神梅花祭は曜日に関係なく、毎年同じ日に開催されるので、通り抜け参拝の日も固定ですが、それ以外の4日間は、同じ時期の土曜日か日曜日に設定されているようです。

大阪天満宮「通り抜け参拝」の申込方法

「合格守」購入で、通り抜け参拝できる!

通り抜け参拝に、特別な予約や申込みは必要まりませんが、とある方法で手に入る「御本殿参拝券」が必要です。

その方法とは・・

「合格守」「学徳守」「就職守」のいずれかの購入です!

なんと商売上手な天神さん・・!!

これら3種類のお守りは、お守り、お札(神札)、絵馬、願意をしたためる祈願用紙、そして「御本殿参拝券」のセットになっています。

いずれも、このセットを購入しないと手に入りません。

絵馬と祈願用紙の記入ブースは授与所前にあります。

祈願用紙は、住所、氏名、願意を記入して箱に入れておけば、後で神前に供えていただけるようです。

絵馬は自分で絵馬かけにかけます。

お守りはバッグや財布、ペンケースなどに入れて持ち歩き、お札は、神棚や勉強机などに祀ると良いそうです。

さて、残りの「御本殿参拝券」ですが、こちらは通り抜け参拝の通行証代わりとなりますので、絶対に捨てたり無くしたりしないでください。

目立つように、色紙になっています。

御本殿参拝券に、その年の通り抜け参拝実施日一覧が載っていますので、お守りセットを購入した日でなくても、都合が良い日に、実施時間に合わせて、もう一度お出かけください。

通り抜け参拝の日を事前に確認したい場合は、大阪天満宮まで、お電話でお問い合わせください。

通り抜け参拝は代理でもできる?

通り抜け参拝に必要なのは参拝券のみなので、それを持っていれば、お守りを持つ本人でなくても参拝可能です。

受験生を人ごみへ連れ出すのは心配という親御さんや、お守りをプレゼントするために代理で購入した方も、参拝券1枚につき1人であれば、通り抜け参拝ができます。

大阪天満宮「通り抜け参拝」の参拝方法

通り抜け参拝の日は、拝殿に向かって右側の「東登竜門」から、左側の「西登竜門」へ通り抜けます。

通り抜けできるのは参拝券を持っている本人だけで、付き添いの方は門の前までしか付き添えません。

参拝者は東から西へ歩いて社殿を通り抜け、西登竜門から外へ出ます。

通り抜け参拝の流れ

1、東登竜門前へ行く(並んでいる場合は列の最後尾で待つ)
2、入り口で参拝券と交換で垂(しで)をいただく
3、神職の方の説明を聞く
4、お祓いを受けながら東登竜門をくぐる
5、本殿前を通り抜ける(お願い事をしながら)
6、出口手前で「とおりゃんせ梅茶」を受け取る
7、西登竜門から外へ出る

ただ歩くだけではなく、ぜひ願い事を神様にお願いしながら通り抜けてくださいね。

西登竜門手前では、巫女さんが配っている「とおりゃんせ梅茶」という、これまた縁起の良い名前のお茶をもらえます。

とおりゃんせ梅茶には、折りたたまれた昆布が入っています。

中身を湯飲みに入れ、お湯を注ぐと、その昆布が開くようになっています。

昆布には「祈」の文字が入っていますよ!

登竜門とその他の見どころについては、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。

関連記事:大阪天満宮の見どころ(境内図)とアクセス・駐車場情報!




大阪天満宮「通り抜け参拝」の混雑状況

通り抜け参拝が最も混雑するのは、多くの学生さんが受験を控えた1月中で、特に、えびす祭の2日間は大行列になります。

境内には列形成のためのロープが張られ、折り返し折り返し、通り抜け参拝希望者が並びます。

ただ、列が長くなっていても、参拝者の付き添いの方も並んでいますし、参拝に時間がかかるものではなく、常に列が進んでいるので、見た目ほどには待ちません。

2月後半以降は、例年、ほとんど待たずに参拝できますよ。

大阪天満宮の縁起物「通り抜け鉛筆」と「すべらんうどん」

通り抜け鉛筆

特に入学試験などの受験を控えた方には、大阪天満宮の「通り抜け鉛筆」が人気となっています。

神社やお寺では、「合格」にかけて五角形にした鉛筆をよく見かけますが、大阪天満宮では、通り抜け参拝にちなんだネーミングになっています。

ちなみに形は普通の六角形です。

  • 通り抜け鉛筆の値段:3本セット500円

 

すべらんうどん

大阪天満宮の白米稲荷社の手前の参道を北へ進み、境内を出ると、正面に鳥居が見えます。

これは大阪天満宮の祖霊社への入り口なのですが、鳥居をくぐると、茶屋が1軒建っています。

星合池の名前を取った星合茶屋という茶屋で、縁起の良い「すべらんうどん」が名物となっています。

すべらんうどんとは、その名の通り、すべらないうどんです。

平たい面の途中にスリットが入っており、お箸やフォークにひっかかるため、落とさずに食べられるのです。

大阪天満宮で合格祈願をしたら、「すべらんうどん」で願掛けをしてみるのはいかがでしょうか?

なお、このうどんは通常の饂飩よりも10㎝ほど短く、誰でも食べやすい「ユニバーサルデザイン食品」ということで、合格祈願とは関係なく、老若男女に優しいうどんとして販売されています。

茶屋のうどんメニューはいずれも、こちらのすべらんうどんを使用しています。

星合茶屋(うどん双樹/すべらんうどん)の営業時間・お問い合わせ先など

  • 営業時間:10時~16時
  • 定休日:なし ※臨時休業あり
  • 住所:大阪市北区天神橋2丁目5−6
  • 電話番号:0120−533−539
  • ホームページ:http://www.udon-soujyu.co.jp/
星合茶屋(うどん双樹/すべらんうどん)のうどんメニュー(例)

  • きつねうどん:440円
  • 天神天うどん:440円
  • 天神ぎつねうどん:500円
  • よろこぶうどん:500円  ※梅と昆布入り

お土産用もあります!

大阪天満宮の拝観時間・入場料など

  • 所在地:大阪市北区天神橋2丁目1番8号
  • 電話:06-6353-0025
  • ホームページ:https://osakatemmangu.or.jp/
  • 拝観時間(開門時間):9時~17時 ※時間外は閉門します※
  • 入場料:無料

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